読んだ本 20161222

ヒットの崩壊 柴那典

シミュレーショニズム 椹木野以

厄除け詩集 井伏鱒二

乱漫 加藤伸吉

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『ヒットの崩壊』は前半ああそうだよなと思う部分が多かった。

『厄除け詩集』は七五調(による詩の翻訳)を読みたくて買った。

「サヨナラ」ダケガ人生ダ をはじめて見たのは受験?教科書?とにかく教材の中だったと思うが、なぜか祖父に教わったような気もする。しかし祖父はわざわざ詩を教えるということをする人ではないから、大人同士の会話の中で口に出したのを小学生の僕が聞いていたのかもしれない。もしかしたらカタカナ書きを勝手に祖父のイメージに結びつけているだけかもしれない。

 

読んだ本 20161215

漫画の時間 いしかわじゅん

今夜、珈琲を淹れて漫画を読む いしかわじゅん

マンガ狂につける薬 呉智英

マンガ狂につける薬 下学上達篇 呉智英

現代マンガの冒険者たち 南信長

マンガを読む 伊藤剛

マンガ表現学入門 竹内オサム

マンガを見るという体験 鈴木雅雄編

楽しい万年筆画入門 古山浩一

大王 黒田硫黄

Wsamarus2001 古谷兎丸

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漫画読みにもいろんな人がいる。

いしかわじゅんは、自分が漫画家ということもあり、「絵がうまい」漫画とはどういうことかにこだわる。言葉で具体的に説明するわけではなく、やや独善的でもある。それでも読むと、そういうものかと納得させられそうになる。

実作者の言葉が常に重みを持つというわけではないが。

 

他のもそれぞれに読むところがあった。

「現代マンガの冒険者たち」「マンガ狂につける薬」「マンガを読む」は漫画の紹介・解説本。「現代マンガの冒険者たち」は、マトリックスも用いつつ系統立てて紹介している分、網羅性は犠牲になっているか。

この手の本(に限らず、○○の名盤ランキングだとか)、俗だと思いつつも面白く読んでしまう。

 

「楽しい万年筆画入門」は、読んでいると描きたくなる本。道具の選び方から何から、妙に具体的な断定口調が癖になる。

初心者用でも一生懸命考えられたものもありますが、ときに「嘘で固めた人生」というのを絵具でやったようなのもありますのでご注意ください。

 

横顔と言うのは本人は見ることができないので違っていてもよくわからないし、鼻など2割くらい高く描いてあげると喜ばれます。

うーん、実践的。

 

読んだ本 20161207

1.新しい文学のために 大江健三郎

2.反文学論 柄谷行人

3.マンガの方法論 超マンガ大学 さそうあきら

4.黄色い本 ジャック・チボーという名の友人 高野文子

5.茄子 1 黒田硫黄

6.茄子 2 黒田硫黄

7.茄子 3 黒田硫黄

8.黒船 黒田硫黄

9.真夜中の弥次さん喜多さん① しりあがり寿

10.真夜中の弥次さん喜多さん② しりあがり寿

11.合葬 杉浦日向子

12.既にそこにあるもの 大竹伸朗

13.居心地の悪い部屋 岸本佐知子(編訳)

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・この1週間くらいで読んだ本。毎週日曜に書くなどの決まりを作る方がわかりやすいかもしれない。漏れをできるだけ減らすため、本を読み終えたときに携帯で記録するなどの工夫も今後必要だろう。

 

・黒田硫黄をまとめ読みしている。『あたらしい朝』が最初の黒田作品。これと『茄子』で引き込まれた。アフタヌーン系。

文学色の強い、というのもあいまいな表現だけど、漫画はどのような工夫がされていて、なぜ面白いのかを掘り下げる。杉浦日向子(お江戸でござる。ガロ)らも、そうした興味から。

さそうあきらの『マンガの方法論 超マンガ大学』は、ショートショートを多数収録かつ本文も手書き。だから方法論の分量は少なめ。早稲田の文学部を出ているし、理論的な内容を期待していた分、すこし肩透かしを食う。面白かったが。漫画に限らなくてもいいかと大江健三郎を読み直す。ついでに柄谷行人も。

・大竹伸朗のは、直島(宇和島ではなく)で買ったもの。9月にI❤湯につかったときのことを思い出した。短い滞在で二度入った。二度目は島を出る直前で、大雨にやられて入り、湯を出たら晴れていたのだった。宿で一緒だったフランス人ステファニーとの再会もあった。雨上がりの港はとてもきれいだった。

・『居心地の悪い部屋』は一か月くらい枕元に置いてあったのを電車に連れ出したりして読み終えた。